てぃーだブログ › スピリチュアル › 生きることは試練を乗り越える事

2016年12月01日

生きることは試練を乗り越える事

「生きる意味が解らない」と言ってきたのは、17歳の男子高校生Bさんでした。

彼は懸命に頑張って高校入試を合格したのに学校へ行っても楽しくもなく、

何のために学歴が必要なのかが解らないと言っていました。

とりあえずはこの日本は学齢社会ではある事を説明しましたがBさんはそんな

事は知っているよと言う顔をしていました。しばらくの間、沈黙をして後に、

私が話した事は、人生で大切な事は競争して勝つことではない事、本当に

大切な事は、問題が持ち上がった時に、ちゃんと乗り越えて生きることを楽しむ

ことだと話しました。勉強も知識を得る事も大切、学びも大切だと話しました。

何故、それらが大切かという事は自分の名誉や利益のためではなくて、他者を

助けるために必要である事、知っている事は知らないよりも有利になる事やそれが

人の助けになる事を話しました。生きているのか?何のために生きているのか分から

ない人生よりは、自分の力が少しなりとも誰かの助けになれば嬉しいのではないのか

をBさんに話しました。「生きることは一つひとつの試練を乗り越えることですよ。」と

話しました。

成せばなる力があっても努力をしなければ神様との約束を破る事になるのです。

それは魂が希望を失い、霊が苦しむことになるのです。私たちは目に見える肉体と、

霊魂で生きているのです。全ての人間は全能の神の作品です。神に反する悪魔や

悪霊は、神様の約束を人間が実践できないようにすることで怠惰の霊で静かに迫って

来るのです。

人間を潰す事が目的ですから絶えず人のすきをうかがって怠慢な心を狙っています。

普段の生活では、掃除や整理整頓が苦手になる事から始まり、朝の起きることが苦手

になったり、社会生活が億劫になったり、とそれらの悪霊の誘惑が入ります。

生きる事への疑問を持つようにして自己憐憫・自己卑下・疑心暗鬼・優越感や劣等感で

責め立てます。それらは言葉は違いますが実は全て同じ意味なのですよ。心の根にある

「高慢の霊」なのです。

Bさんに質問しました。「クラスの人が自分を理解してくれていない?」「クラスの人が幼稚に見える。」

「クラスの人の中に入れない」「疎外されている感」等などに心当たりはないのかを「自分の心に手を当てて

じっくり考えて見てくださいね。」・・・

次の週に又、会う約束をしました。次の週にBさんは、明るく笑って話しました。「先生の話がみんな内当いしたよ。

先生も他の先生と同じように僕の事を慰めたり励ましたり、あんたは悪くはないよ。とか言うのかと思ったけれど、

違った。厳しい事を言ったけれど全部本当の事だった。だから、自分の考えを変えたよ。だから大丈夫です。」と。

Bさんは、今はちゃんと学校へ行くことで自分の存在価値を確立したようです。「学びは熱心で有りなさい!」が

神様のあなたへの啓示なんですよ。の言葉が聞いたようでした(笑)



Posted by 金城米子 at 06:12│Comments(0)
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。