スピリチュアル

私はクリスチャンになって３年目から個人的にトラクトを作って伝道を開始しました。その中で先祖にこだわる沖縄人のために自分なりに解り易く「私達の先祖は聖書の神様です」とタイトルをつけて個人訪問をしました。短くスピーチするのがコツですからそのようにまとめたのを紹介します。

「初めに天地万物を創造された主が初めの人、男アダムを造りアダムの肋骨から一本の骨を取り女アダムを造られました。子孫は歳月を通して増え広がりました。それと共に人々は神を畏れぬ者となり、罪が増し加わったために創造主は幾度か警告をしましたが人々は罪の故に警告が心に入りませんでした。

ノアと言う男は敬虔な人で畏敬の念を持って神に従っていました。神は地上の汚れた傲慢な人々を吐き出す為にノアに箱舟を作るように指示しました。ノアは人々に神の啓示を示したが誰一人悔い改めようとはしませんでした。

箱舟が完成しノアとその家族と多くの動物たちがつがいで箱舟に入り洪水後の生き物の始祖となりました。水は１５０日地上で勢いを失わなかったとあります。ノアの箱船は漂流し続け息あるすべてのものが絶えました。ノアの息子たち夫婦から再び子孫が誕生しました。

セムが中近東のイスラエル人始祖となり、ハムがアフリカ、中近東、南アジア、黒人の始祖となってヤペテはヨーロッパ、ソ連人、インド方面、中国、韓国、日本です。そして時代は更に進み天地創造主はアブラハムの子孫を選民として祝福しました。

アブラハムからイサク、ヤコブと時代は流れて行き、イスラエル人は預言通りにエジプト国で４３０年間奴隷となりました。迫害の民の嘆きの祈りを聞かれた主はモーセを用いての出エジプトがあり、モーセが紅海を二つに割って、徒歩の男子だけで６０万人総勢２００万人以上とも言われる奴隷を救出しました。これは歴史上の事実であります。

モーセもメシアのイエスを預言し、イザヤはイエスが生まれる７５０年前にメシア降誕を預言しています。
イザヤは「ひとりのみどり子が、私達のために生まれる。一人の男の子が私達に与えられる。主権はその肩にあり、その名は不思議な助言者、力ある神、永遠の父、平和の神と呼ばれる」イザヤ９：６と預言しています。

イザヤ５３章では、メシアであるイエスがさげすまれ、人々からのけものにされ、悲しみの人で病を知っていた、人が顔をそむけるほどさげすまれ、私達も彼を尊ばなかった」「しかし、彼は私達の背きの罪のために刺し通され、私達のとがのために砕かれた」とあります。

イエス・キリストは十字架上で死んで葬られて三日目によみがえられ今も生きて働かれておられます。この復活は他のどの宗教にもありません。この復活こそがクリスチャンの信仰、希望、愛です。真理の神なのです。キリスト誕生は世界の暦の基準とされ、行政の起源となりました。これが旧約聖書（預言書）と「わたしはアルファでありオメガである。初めであり、終わりである」新約聖書の（成就）完結です。

「彼は痛めつけられた。彼は苦しんだが、口を開かない。ほふり場に引かれていく小羊のように、毛を刈る者の前で黙っている雄羊のように、彼は口を開かない」イザヤ５４：７